本、ハネムーン、吉本ばなな、中公文庫
ばなな中公文庫3部作、3作目。
相変わらず非日常の生活を送る主人公。
本、さおだけ屋はなぜ潰れないのか?、山田 真哉、光文社新書
答え:○○だから!!
ふー、危うく答えを言ってしまうところやったわ・・
会計の入門の入門みたいな本。
就活中に、この本の一節に出てくる会社でもらいました。
PRのためとは言えただで本くれるとは中々やるなぁ。
1次面接いったから?(ちなみにその後選考辞退した)
2冊あるのでよかったら誰かあげます。
会計に興味を持たせるためにうまいこと書いてあるなーって思う。
会計はこの際置いといて、
注目したいのは「いかにして専門的な話に導入するか」というところ。
いや、実際この本は導入だけで終わっていて、
専門的な話はほんとに出てこないんだけどね。
引用。
焼きイモなどは
「あっ、なんか食べたい!」「今日のおやつにいいかも!」
と思ってなかば衝動的に買うものだ。でも、
「あっ、なんか干したい!」「今日の洗濯にいいかも!」
と思って、
衝動的にさおだけを買うような人はいないだろう。
引用終わり。
ここだけ引用してもなんのこっちゃなんですが、
言いたいのは「多分おもろかったら人は読む」ってことやねん。
だって会計云々と言うか、雑談やもん!この本。
1時間か1時間半くらいで読み終わったしね。
内容を徹底的に読者の日常に近付けて、
かつ中身でおもしろいって思わせることで、
いつの間にか全部読んでしまってると。
自分と書いてあることの距離があんましなくて
しかもおもしろいとなれば、
読んでもみるし身にも付きますね。
そらこの本売れるわ!
と、発行から2年ほど経って読んだ俺は思うのでした。
読んでもらおうと思って何かを書くのであれば
「読む人の立場で考える」って当然のことやけど
この本はその辺が徹底してるなって。
少なくとも俺は、
あ、会計ちょっと勉強してみよって気になれました。
本、リクルートのDNA -起業家精神とは何か、江副浩正、角川oneテーマ21
就職する前に読んどこうということで。読んじゃった。
2時間くらいかな。
簡単に読めたけど、いっぱい付箋貼りまくった。13枚。
これから仕事していく上でも思い出すことがいっぱいありそうです。
リクルートの創業者、江副元社長(リクルート事件で捕まった)の本。
自伝的。
リクルートの歴史を振り返りつつ、今のリクルートはどうやって出来たのか
社員ならずとも読んで損は無いだろうと!
中でも好きなの。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ。」
(21ページ)
インターン中にも聞いた言葉なんやけれど。
こういう気持ちがあったら、どこまでも成長していけそう。
好きやなぁ、これ・・
(なんか信者っぽくてすいません)
読んでみて思ったのは、俺が感じたリクルートと比べて、
あ、この人って意外と普通の人やってんなっていうこと。
でも、すっごい努力家で、あと行動力がすごいと思う。
「経営者は孤独である」
と言うてはるんやけど、そういう実感なんやろなぁ。
今70歳くらいか・・
どんな人なんかな。いっぺん会ってみたい。
本、蜘蛛の糸・杜子春、芥川龍之介、新潮文庫
うーん、さすがに小学校の教科書にも出るくらいの話やから
わかりやすい!(当たり前か)
しかも教訓がいっぱい入ってる。
杜子春とか、蜘蛛の糸とか。
面白かったのは「蜜柑」かなぁ。
今まで持ってた感情が、一つのきっかけでガラッと変わってしまう。
短い話やけど、いいな。
あと「猿蟹合戦」。
風刺もいっぱい入ってるし、単純に読んでて面白い。
あ、蟹がいいもんじゃなかったんや、みたいなね。
本、家族シネマ、柳 美里、講談社文庫
そういえば高専の時、一回読みかけて読むのやめたんやった・・
離散した家族で映画を撮ろう、と言う無茶な話。
こいつらどんな精神構造やねんと。
とりあえず全体として重いし、暗い。
あと、尻て。
一緒に載ってた「潮合い」の方が思うところはまだあったなぁ。
いじめの構造が見える、と言うことで。
この人の作品をもう一冊読むかって言うと、多分読まんな。
読んでてしんどくなった本はひさしぶりやわ。。
本、ハチ公の最後の恋人、吉本ばなな、中公文庫
相変わらず霊とか宗教の話。
ばなな作品はこれが多い!
と言うわけで中公文庫第2弾。
最初から終わりの見える恋。
本、愛と死、武者小路実篤、新潮文庫
タイトル通りの話。
とか言うと見も蓋も無いんですが・・
最近読んだ昔本で、一番よかった。
夏子かわいすぎ。夏子萌え。
70年近くも前の本に萌えとかありえん!
いや、ありえますよ・・。
手紙のやり取りが好き。なんかリアル。めっちゃ甘い。
いいなぁ・・幸せがみなぎってるもん。
典型的なパターンかも知れへんけど、
でも・・悲しい。
きれいな話やと思います。
誰かの感想聞きたいなぁ。この本は。
本、友情、武者小路実篤、新潮文庫
昔の本を読んでみようのこーなーー。
作者の顔と作品の内容が合ってない。
と思うんだけど・・俺だけ?
三角関係の話。
友情を取るか、愛情を取るか。
最後に取ったのは・・
この時代からこんな話(のパターン)があったんやね。
1919年。今から約90年前。
とは言え今と多分感覚は何も変わらないと思う。
昔も今も、人は同じようなことを思うんやろなぁ。
そういう意味で、明治も大正も昭和も平成も
違いはあんまし無いのかな。
本、TUGUMI、吉本ばなな、中公文庫
珍しく中公文庫。
なんか著者の写真がもっさりしてるなぁ・・と言うのはおいといて。
俺の中で哀しい予感に続くヒットかも。
TUGUMIみたいなの好きやわー。
え?結局ツンデレ・・?
本、墜ちていく僕たち、森 博嗣、集英社文庫
オムニバス形式で進んでいく短編集。
おお、推理小説以外もこの人は書くんやな!
と言う発見があった。
文章がずっと一人称(で、あと自分に対するツッコミとかが多い)
で進むのでサクサク進みます。
ただ、S&Mシリーズとかみたいなんを求めて読むと
なんか違うよなあと言う気はする。
いや好きですけどこれも。
以下、内容。